知的所有権の侵害など、近年話題となっている知的所有権関連の問題をご紹介します。

知的所有権関連の問題

■インターネットオークションなどで問題となる知的所有権
インターネットオークション等を利用して、より安く商品を購入する人は年々増えていますが、逆に個人出品する人も増えています。不要となったものを捨てるのではなく、必要な人が適当な価格で安価に購入できる、とても有効なシステムです。
ですが、このインターネットオークションの個人出品者の中に、知的所有権を無意識に侵害してしまっている人がいるのです。
例えば、自分が録画したある番組のDVDやコピーCDの販売は著作権の侵害に当たります。では、販売しなければいいのでしょうか。それは違います。市販されているCDやDVD、個人で録画・録音した音源や映像を、個人的に楽しむ為にコピーするのは問題ありませんが、それらを有償・無償に関係なく知人・友人などに譲渡する事も、著作権の侵害に当たるのです。最近各オークションサイトでは知的所有権についてのコラムなどを設け始め、こういった事例は減ってきましたが、サークルサイト、SNSなどの会員同士がこれを知らずに譲渡・販売してしまっているケースもありますので、よくよく注意が必要です。

■個人ブログやホームページで問題となる知的所有権
インターネットの普及とともに、個人ブログや個人WEBサイトを開設・運営している人も多くなってきました。ここでも知らずに知的所有権を侵害してしまっている人が増えています。
例を挙げてみましょう。例えばあなたが街中で有名人に出会ったとします。有名人との2ショット写真が撮れ、嬉しくて自分のブログに載せたとします。コレ実は、肖像権という知的所有権の侵害に当たるのです。「自分で撮った写真だし、撮影する事は相手も同意しているからいいのでは?」と思う方もいるでしょうが間違っています。相手の有名人は撮影の同意はしましたが、不特定多数の目に触れるような場所への掲載を同意した訳ではありません。あくまで個人的な使用を許可したに過ぎません。こういう事例は悪意なく行われがちですので注意しましょう。
またこういう事は有名人に限ったことではありません。個人ブログに家族写真を掲載するとします。写真の隅に他人が写り込んでいた場合、その人の顔まで公開されてしまう事になりますので、フレームや画像を付け足して隠したり、その部分をぼかすなど、掲載時には注意が必要なのです。

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